金久永(読み)きん きゅうえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金久永」の解説

金久永 きん-きゅうえい

?-? 朝鮮陶工
慶長3年(1598)平戸領主松浦鎮信(まつら-しげのぶ)に連れられて日本にくる。肥前彼杵(そのき)郡木原(長崎県佐世保市)に葭(よし)の本(もと)窯をひらき,朝鮮風の陶器をやいた。平戸焼(三川内(みかわち)焼)の別系である木原焼の祖とされる。承応(じょうおう)年間(1652-55)に110歳余で死去したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android