金城一国斎(3代)(読み)きんじょう いっこくさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金城一国斎(3代)」の解説

金城一国斎(3代) きんじょう-いっこくさい

1829-1915 幕末-明治時代の漆工
文政12年生まれ。江波(えば)焼の陶工池田金五郎の長男。2代一国斎から秘法をうけ,郷里の安芸(あき)江波村(広島市)で業をいとなむ。3男池田亀吉が4代をつぎ,勝人(かつと),長昭(ながあき),昭人(あきと)につたわる。一国斎高盛絵(たかもりえ)・金蒔絵(きんまきえ)は昭和29年広島県無形文化財に指定された。大正4年6月2日死去。87歳。姓は木下。名は兼太郎。別号に春月。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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