金弾村(読み)かんだむら

日本歴史地名大系 「金弾村」の解説

金弾村
かんだむら

[現在地名]早島町早島

早島村の西、備南びなん台地の南麓にある。正保郷帳に早島村の枝村として村名がみえる。元禄備中国絵図でも早島村の枝村として早島金弾村とあり、高一一四石余。明治に至るまで早島の旗本戸川領(備中村鑑)。天保郷帳では早島村とは別に早島金弾村とあり、高一二一石余、独立村となっている。村の北裏山は帯江おびえ鉱山(現倉敷市)に連なり、元禄四年(一六九一)倉敷村(現同上)の蔵本屋安左衛門が金主になり、吹屋五郎兵衛・九郎兵衛父子が試掘

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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