金成宿(読み)かんなりしゆく

日本歴史地名大系 「金成宿」の解説

金成宿
かんなりしゆく

[現在地名]金成町 上町中町・新町

奥州街道の宿駅で、南の下宮野しもみやの宿(現築館町)、北の有壁ありかべ宿に継立てた。金成町と称し、「金成村安永風土記」によれば、町並の長さ七町二八間で、うち二町三四間のなか町は慶長元年(一五九六)、二町四〇間のかん町は正保四年(一六四七)、二町一四間のしも町は正徳元年(一七一一)の成立とある。金成村の人頭二三四人のうち町住居は一八〇人であるが、馬一四五疋のうちの伝馬数は未詳

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android