金持と灰吹きは溜まるほど汚ない(読み)かねもちとはいふきはたまるほどきたない

精選版 日本国語大辞典 の解説

かねもち【金持】 と 灰吹(はいふ)きは溜(た)まるほど汚(きた)ない

  1. 煙草の灰が灰吹きに溜まれば溜まるほど汚なくなるように、金持財産がふえればふえるほど、心が卑しくなったり、けちになったりするということ。
    1. [初出の実例]「金持(カネモチ)灰吹(ハヒフキ)は溜(タマ)るほど汚(キタナ)く、段々欲が張って来るのだらう」(出典:歌舞伎・碁風土記魁升形(1871)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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