金浦(読み)キンポ

デジタル大辞泉 「金浦」の意味・読み・例文・類語

キン‐ポ【金浦】

大韓民国京畿道キョンギド中西部にある市。漢江ハンガン南岸に位置し、ソウル特別市北西に隣接。西の江華島カンファドとは橋で結ばれている。金浦国際空港は旧金浦郡からソウル特別市に編入された。

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改訂新版 世界大百科事典 「金浦」の意味・わかりやすい解説

金浦 (きんぽ)
Kimpo

韓国,京畿道の中西部,京畿湾岸の郡。人口10万8824(1995)。北界を流れる漢江が形成した沖積平野である金浦平野によってほぼ覆われ,韓国有数の稲作地帯となっている。京畿湾岸沿いにみられる低平な丘陵地は,大消費地ソウル向けの園芸農業に利用されている。ごく狭い海峡(塩河)を隔てて江華島に対する。また,郡の南東にはソウル市の管轄区域に属する金浦空港がある(2001年仁川国際空港開港により金浦空港は国内線専用となった)。中心地は金浦邑。
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金浦 (このうら)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金浦」の意味・わかりやすい解説

金浦
このうら

秋田県南西端,にかほ市北西部の旧町域。日本海に面する。 1902年町制。 2005年仁賀保町,象潟町と合体してにかほ市となった。鳥海山泥流からなる小丘が多い。土地改良を進め,低地は水田化された。ネギイチジク特産。金浦港は県内有数の漁港。仁賀保にまたがり,江戸時代中期に築造されたといわれる由利海岸波除石垣 (ゆりかいがんなみよけいしがき) は国の史跡に指定されている。南極探検隊長白瀬矗生家とその偉功碑がある。

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