金祿公債(読み)きんろくこうさい

精選版 日本国語大辞典 「金祿公債」の意味・読み・例文・類語

きんろく‐こうさい【金祿公債】

〘名〙 明治九年(一八七六)、華族士族の祿制を廃止するため家祿賞典祿に代えて発行された公債。五年すえ置き、六年目から毎年抽選で償還。支給人員三一万三千人。総額一億七千四百万円。
東京曙新聞‐明治九年(1876)八月七日「金祿公債証書発行条例」

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