金行灯(読み)カナアンドン

デジタル大辞泉 「金行灯」の意味・読み・例文・類語

かな‐あんどん【金行灯】

紙を張る部分に、金網を張った行灯。かなあみあんどん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金行灯」の意味・読み・例文・類語

かな‐あんどん【金行灯】

〘名〙 (「かなあんどう」とも) 紙を張る部分を金網で作った行灯。かなあみあんどん。かなあみ。
浮世草子好色一代男(1682)一「一とせの埃に埋しかなあんどん」
※春の晩(1915)〈田村俊子〉五「大きい門の中に植込みが奥深く見えて、金行燈(カナアンドウ)の灯が美しく濡れてゐたりした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android