金鮒(読み)キンブナ

デジタル大辞泉 「金鮒」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぶな【金×鮒】

フナの一亜種。全長15~20センチ。フナ類中最も体高が低く、筒形に近い。体色黄褐色から赤褐色本州関東以北の池沼分布。関東では、きんたろうとよぶ。食用

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精選版 日本国語大辞典 「金鮒」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぶな【金鮒】

〘名〙 コイ科の淡水魚。フナ類の一亜種。同種内の別亜種であるギンブナに似ているが、体高がやや低く赤褐色を帯び、背びれの条数が少なく、鰓耙(さいは)数も少ない。関東地方以北の沼や池にすむ。食用となる。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一二「平生金魚と訳す『ゴールド・フッシュ』は我金鮒(キンブナ)の事なり」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「金鮒」の解説

金鮒 (キンブナ)

動物。コイ科のフナの一亜種

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