針工(読み)しんこう

精選版 日本国語大辞典 「針工」の意味・読み・例文・類語

しん‐こう【針工・鍼工】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 針仕事。針を用いて行なう仕事裁縫。また、その仕事をする人。針功。〔拾遺記‐魏〕
  3. 針を作る仕事。また、その仕事をする人。
    1. [初出の実例]「ときに鍛師あり、たくみに針をつくる。一枚を水上にをくに沈没せず。〈略〉これによれば、針工の中にも菩薩の徳あらはるべし」(出典:十善法語(1775)五)
  4. 鍼術を行なう人。鍼医(しんい・はりい)。〔称謂録‐巻一九・医士〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android