針金蕨(読み)はりがねわらび

精選版 日本国語大辞典 「針金蕨」の意味・読み・例文・類語

はりがね‐わらび【針金蕨】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ウラボシ科の落葉多年草。各地の山地の樹林下などに生える。葉柄は紫褐色。葉は一回羽状複葉、長卵形または長く、ふつう楕円形で長さ一五~六〇センチメートル。羽片は披針形下部のものはやや下向きにつく。各裂片は楕円形。葉の中軸と羽軸には細毛を密布。胞子嚢群は円形で裂片の裏面の中肋の両側に一列にならび、円腎形の包膜におおわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「針金蕨」の解説

針金蕨 (ハリガネワラビ)

学名Thelypteris japonica
植物。オシダ科の落葉多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android