釣格子・釣隔子(読み)つりごうし

精選版 日本国語大辞典 「釣格子・釣隔子」の意味・読み・例文・類語

つり‐ごうし ‥ガウシ【釣格子・釣隔子】

〘名〙 外部に張り出した格子に横の桁が一本とりつけてあるもの。遊郭では下級局女郎の目じるし。
浮世草子好色一代男(1682)一「ちいさき釣隔子(ツリカウシ)唐紙の龍田川も紅葉ちりちりにやぶれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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