鈴田滋人(読み)すずた しげと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴田滋人」の解説

鈴田滋人 すずた-しげと

1954- 昭和後期-平成時代の染色家。
昭和29年6月20日生まれ。鍋島更紗(なべしまさらさ)の技法復興につくした父鈴田照次のあとをついで,木版摺(もくはんずり)更紗に独自の作風を確立する。昭和57年日本伝統工芸展初入選,平成8年木版摺更紗着物「樹閑」で同展日本工芸会奨励賞,10年木版摺更紗着物「漿果文」で同展NHK会長賞。日本工芸会理事。20年人間国宝。佐賀県出身。武蔵野美大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android