鉄火を握る(読み)てっかをにぎる

精選版 日本国語大辞典 「鉄火を握る」の意味・読み・例文・類語

てっか【鉄火】 を=握(にぎ)る[=執(と)る]

真赤に焼けた鉄を握って起請をする。罪・偽りのない者は、鉄火を握っても無事であるという。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上「今のせいもん、偽ないと、見る前でてっくをにぎれ、心に誠有者はこほりよりもひややか也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android