鉄錆(読み)テツサビ

デジタル大辞泉 「鉄錆」の意味・読み・例文・類語

てつ‐さび【鉄×錆】

鉄の表面に生じる酸化物。黒さびの水酸化鉄(Ⅱ)と赤さびの水酸化鉄(Ⅲ)がある。鉄銹てっしゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鉄錆」の意味・読み・例文・類語

てつ‐さび【鉄錆】

〘名〙
① 空気中などの水分作用によって鉄の表面に生じた酸化物。水酸化鉄(II)の黒さびと水酸化鉄(III)の赤さびがある。さび。鉄銹(てっしゅう)
※第2ブラリひょうたん(1950)〈高田保五重塔「あちこち鉄サビなどがみえて」
② 塗色の名。兜(かぶと)など鉄のさびた部分に塗るもの。

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