鉛紙(読み)ナマリガミ

デジタル大辞泉 「鉛紙」の意味・読み・例文・類語

なまり‐がみ【鉛紙】

ガラス類・金属類・細工物果実などの包み紙として用いる薄い紙。明治初年、輸入鉛板の間に挟んであった薄用紙に似せて製造したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鉛紙」の意味・読み・例文・類語

なまり‐がみ【鉛紙】

〘名〙 明治初年、鉛板の間にはさまって渡来した薄葉紙に似せて、パルプで製造した紙。片面光沢があり、ガラス・金属・細工物・果物などの包紙ナプキンに用いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android