鉤蕨(読み)かぎわらび

精選版 日本国語大辞典 「鉤蕨」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐わらび【鉤蕨】

  1. 〘 名詞 〙 頭部が鉤の手のように曲がった蕨の芽。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「春の野に、小屋かいたる様にてつい立てるかぎわらび、忍びて立てれ下衆に採らるな」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android