銀経(読み)ギンケイ

デジタル大辞泉 「銀経」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐けい【銀経】

銀河座標での経度銀河系の中心方向である射手いて座の中の一点零度とし、白鳥座の方向へ北回りで360度までの角距離で表す。

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精選版 日本国語大辞典 「銀経」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐けい【銀経】

〘名〙 銀河座標での経度。銀河系の中心方向、射手(いて)座の赤経一七時四九分、赤緯マイナス二七・四度の点を零度とし、北に向かって三六〇度まで測る。

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改訂新版 世界大百科事典 「銀経」の意味・わかりやすい解説

銀経 (ぎんけい)

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百科事典マイペディア 「銀経」の意味・わかりやすい解説

銀経【ぎんけい】

銀河座標による経度。

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世界大百科事典(旧版)内の銀経の言及

【緯度】より

… 地球以外でも天球座標系の種類に応じて,緯度に相当するものが定義されている。赤道座標系では赤緯(経度に対応したものは赤経),太陽系内天体に対して使われる黄道座標系では黄緯(黄経),銀河座標系では銀緯(銀経),地球上の観測者中心の座標系では高度(方位角)などである。緯度変化極運動経度【若生 康二郎】。…

【銀河座標】より

…銀河系内の天体の分布や運動を記述するために用いられる球面座標。銀経,銀緯によって天体の位置が記述される。球面座標の基準面として,中性水素ガスがもっとも強く集中する平均平面が採用されている。…

※「銀経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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