銅版蒔絵(読み)ドウバンマキエ

デジタル大辞泉 「銅版蒔絵」の意味・読み・例文・類語

どうばん‐まきえ〔‐まきヱ〕【銅版×蒔絵】

漆にアスファルトなどを混ぜたものを銅版の凹部にすりこみ、雁皮紙がんぴしなどに印刷して漆器面に転写し、金属粉や色粉をまいて仕上げた蒔絵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「銅版蒔絵」の意味・読み・例文・類語

どうばん‐まきえ ‥まきヱ【銅版蒔絵】

〘名〙 印刷の手法を用いる蒔絵の一種。漆にアスファルトを混合したものを銅版の凹部にすりこみ、雁皮紙に印刷して漆器面に転写し、粉を蒔いて表わす手法。また、その蒔絵。

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