銭帛(読み)せんぱく

精選版 日本国語大辞典 「銭帛」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぱく【銭帛】

〘名〙
金銭布帛。お金と布切れ
※本朝麗藻(1010か)下・贈心公古調詩〈具平親王〉「貪欲所積集、銭帛似雲屯
※筆のすさび(1469)「こぞりて銭帛を収め置たるとや思ひけん」 〔漢書‐昭帝紀〕
② 祭祀用に紙を切って作る貨幣
今昔(1120頃か)七「紙を剪(きり)て銭帛を造り、并に酒肉を以て自ら水の辺にして此を焼く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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