鋒刃(読み)ほうじん

精選版 日本国語大辞典 「鋒刃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じん【鋒刃】

〘名〙 (「鋒」はほこさきの意) ほこさきと刃。また、ほこさき。
経国集(827)二〇・紀真象対策文「蹴蹋戎冠之地、叱陀鋒刃之間
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「創傷を受し人外科医の為に生命を喪こと敵の鋒刃(〈注〉ホコサキ)よりも多かりけり」 〔書経‐費誓〕

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普及版 字通 「鋒刃」の読み・字形・画数・意味

【鋒刃】ほうじん

ほさき。

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世界大百科事典(旧版)内の鋒刃の言及

【地獄】より

…各熱地獄の四方のそれぞれに4種ずつ副地獄があるので,副地獄の数は全体で128になる。4種とは(1)煨(とうい),(2)屍糞(しふん),(3)鋒刃(ほうじん),(4)烈河(れつか)である。(1)では熱した灰(煨)の中を歩かされる。…

※「鋒刃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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