鋒矢形・鉾矢形(読み)ほうしがた

精選版 日本国語大辞典 「鋒矢形・鉾矢形」の意味・読み・例文・類語

ほうし‐がた【鋒矢形・鉾矢形】

〘名〙 いくさの陣立の一種。小勢多勢を破ろうとする時の構えで、足軽などをの形に並べ、矢・鉄砲などを撃ちながら進め、その後に騎馬武者を一の字形にそろえ、機を見て足軽が左右に開き、武者が急に突進するもの。鋒矢
鎌倉大草紙(16C中か)「二千余騎、鳥居の前より東に向、鉾矢形に張陣」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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