鋸蟹(読み)のこぎりがに

精選版 日本国語大辞典 「鋸蟹」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐がに【鋸蟹】

  1. 〘 名詞 〙 クモガニ科の中形の美しいカニ。房総半島以南の沿岸に分布し、浅海岩礁にすむ。甲長約四五ミリメートル、甲幅約四〇ミリメートルの縦に長い丸型で、甲の縁やはさみ脚に鋸歯(きょし)状の刺(とげ)があるのでこの名がある。体色は赤橙色で、甲の周縁とはさみ脚が鮮紅色、歩脚は赤と淡黄色の横縞をなしている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鋸蟹」の解説

鋸蟹 (ノコギリガニ)

学名Schizophrys aspera
動物。クモガニ科のカニ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android