錆声(読み)さびごえ

精選版 日本国語大辞典 「錆声」の意味・読み・例文・類語

さび‐ごえ ‥ごゑ【錆声】

〘名〙 謡物など芸事修練または職業柄生じた、やや枯れて趣のある声。枯れて渋味のある声。
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五八「或は錆声(サビゴヱ)端唄をやるなどと開けましたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android