鍵の穴から天をのぞく(読み)かぎのあなからてんをのぞく

精選版 日本国語大辞典 「鍵の穴から天をのぞく」の意味・読み・例文・類語

かぎ【鍵】 の 穴(あな)から天(てん)をのぞく

せまい見識で、大きな事柄をあれこれ考えることのたとえ。針の穴から天上のぞく。よしのずいから天井を見る。
日葡辞書(1603‐04)「Caguino(カギノ) anacara(アナカラ) tenuo(テンヲ) nozoqu(ノゾク)
※諺草(1699)加「鑰(カギ)の穴から天をのぞく 荘子言。用管窺天、用錐指地、不亦小乎。新考 説苑云。以管窺天、以針刺地、所窺者甚大、所見者甚少、是諺の意に同じ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android