鎌倉七座(読み)かまくらななざ

世界大百科事典(旧版)内の鎌倉七座の言及

【鎌倉[市]】より

…海岸の東側に今も材木座の地名が残るのは,鎌倉時代からこの地に材木商人の座のおかれたことを物語っている。鎌倉七座といって,なおほかにも多くの商工業者の同業組合があったとされ,多分事実であっただろうが,鎌倉時代の文献に現れるのは材木座と博労座のみである。 いうまでもなく鎌倉は,将軍の居所,幕府の首都ともいうべき都市で,将軍の直轄支配下におかれていた。…

※「鎌倉七座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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