デジタル大辞泉
「鎖龕」の意味・読み・例文・類語
さ‐がん【鎖×龕】
1 葬式の際、遺体を納めた棺のふたをすること。
2 厨子の戸を閉めること。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さ‐がん【鎖龕】
① (「龕」は棺のこと)
遺骸を納めて、棺の蓋を閉じること。そがん。
そ‐がん【鎖龕】
〘名〙 仏語。遺骸を納めて棺の蓋を閉じること。
さがん。
※
太平記(14C後)
三三「等持院に葬し奉る。鎖龕
(ソガン)は
天龍寺の龍山和尚、起龕
(きがん)は
南禅寺の平田和尚」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報