鐘磬(読み)しょうけい

精選版 日本国語大辞典 「鐘磬」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けい【鐘磬】

〘名〙 古代中国の雅楽楽器の鐘と磬。日本では奈良時代以後、仏具としても用いられた。
性霊集‐六(835頃)弘仁太上奉為桓武皇帝講御札法花経達一首「鐘磬一響、讚唄断続、老幼三礼、香華飄隕」 〔春秋左伝‐襄公九年〕

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普及版 字通 「鐘磬」の読み・字形・画数・意味

【鐘磬】しようけい

鐘と磬。楽器。〔漢書芸文志〕古書は、孔子壁中に出づ。武の末、魯の共王、孔子の宅を壞(こぼ)ち、以て其の宮を廣くせんと欲す。~きて其の宅に入り、琴瑟・磬を鼓するを聞く。是(ここ)に於て懼(おそ)れ、乃ち止めて壞たず。

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