鐘音(読み)かねのね

精選版 日本国語大辞典 「鐘音」の意味・読み・例文・類語

かねのね【鐘音】

  1. 狂言。各流。主人が、太郎冠者鎌倉で「かね(黄金)のね(値)」を聞いて来いと命じるが、「黄金の値」を「鐘の音」と勘違いした太郎冠者は、寺々の鐘の音を聞いて回り、帰って主に報告してしかられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android