長けし(読み)ナガケシ

デジタル大辞泉 「長けし」の意味・読み・例文・類語

なが‐け・し【長けし】

[形ク]《「けし」は接尾語長い
「―・くも頼めけるかな世の中を袖に涙のかかる身をもて」〈大和・一一六〉

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精選版 日本国語大辞典 「長けし」の意味・読み・例文・類語

なが‐け・し【長けし・永けし】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けし」は接尾語 ) =ながし(長)
    1. [初出の実例]「ながけくもたのめけるかな世の中を袖に涙のかかる身をもて」(出典:大和物語(947‐957頃)一一六)

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