長万部ガス田（読み）おしやまんべがすでん

日本歴史地名大系「長万部ガス田」の解説

南北海道唯一の石油を伴う天然ガス地帯。昭和三〇年（一九五五）JR長万部駅から約五〇〇メートル付近で天然ガスの試掘に成功し、同時に温泉も噴出した。同三四年町営ガス工場を設立し、町民へ都市ガス供給が開始された。同四九年市街地の南西部、字平里（ひらさと）での採掘にも成功した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で，天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25～30%含まれる。有機物の分解，たとえばセルロースの腐敗，発酵の際に生成され，沼気ともいわれる。また...