精選版 日本国語大辞典 「長刀鉾」の意味・読み・例文・類語
なぎなた‐ぼこ【長刀鉾】
〘名〙 京都の祇園会に四条烏丸東入ル長刀鉾町から出る山鉾の名。天王(鉾竿に取りつけた人形で、鉾の神様とする)は和泉小次郎親衡という武士、鉾頭は長刀である。これはくじ取らずの鉾ともいい、くじをひかずに常に巡行の先頭を進む。稚児が乗るのは、今はこの鉾だけとなっている。
※仮名草子・尤双紙(1632)上「ひくき物之品々 一、なぎなたぼこ」
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