長場村(読み)ながばむら

日本歴史地名大系 「長場村」の解説

長場村
ながばむら

[現在地名]中之口村長場・東小吉ひがしこよし

なかくち川左岸堤防に沿って立地し、高野宮こうのみや村の南にある。寛永七年(一六三〇)小吉村から分離、当初幕府領。寛永一三年の新潟与亥御成ケ本帳(菊屋文書)には「長場新田」とのみみえ、また同一八年の新潟与巳割付本帳(同文書)には「一、高四百五拾八石六斗五升 長場新田」とある。当村草分的存在の田辺氏は中世末に徳蓮とくれん(現燕市)粟生津あおうづ(現吉田町)長谷川氏とともに来越。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報