長奉送使(読み)チョウブソウシ

デジタル大辞泉 「長奉送使」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぶそうし〔チヤウ‐〕【長奉送使】

斎宮さいぐう伊勢神宮に下向するとき供奉した勅使。ふつう、納言参議などの公卿が任ぜられた。監送使

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精選版 日本国語大辞典 「長奉送使」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ぶそうしチャウ‥【長奉送使】

  1. 〘 名詞 〙 斎宮(さいぐう)伊勢に下向する時奉送した勅使。ふつう中納言・参議などの公卿が任ぜられた。監送使。
    1. [初出の実例]「伊勢斎内親王参太神宮。〈略〉中納言正三位安倍朝臣安仁、右中弁従五位上橘朝臣海雄等為長奉送使」(出典:日本文徳天皇実録‐仁寿二年(852)九月庚子)

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