長松篤棐(読み)ながまつ あつすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長松篤棐」の解説

長松篤棐 ながまつ-あつすけ

1864-1941 明治-昭和時代前期の植物生理学者,経営者。
元治(げんじ)元年4月15日生まれ。明治17年東京大学を中退してドイツ留学。ビュルツブルク大で植物生理学をおさめ,葉緑体について研究。20年帰国し学習院教授。のち財界に転じ,26年東京火災保険に入社,昭和6年社長に就任した。貴族院議員。昭和16年4月16日死去。78歳。周防(すおう)(山口県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android