長沢楽浪(読み)ながさわ らくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長沢楽浪」の解説

長沢楽浪 ながさわ-らくろう

1699-1779 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)12年9月生まれ。長沢粋庵(すいあん)の次男。8歳のとき天然痘のため兄東海とともに失明する。父にまなび,享保(きょうほう)4年兄とともに朝鮮通信使と詩を唱和した。宇都宮藩で戸田忠真ら4代の藩主につかえた。安永8年2月27日死去。81歳。幼名は岩太郎。名は主,達。字(あざな)は行賤。通称は順平。別号に不尤所,不尤斎,万大(太)甫。著作に「王道内篇」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android