長鬐岬(読み)ちょうきみさき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「長鬐岬」の意味・わかりやすい解説

長鬐岬
ちょうきみさき / チャンギコッ

韓国(大韓民国)南東部に突き出した丘陵性の長鬐半島の先端部。冬外串(とうがいかん)ともよばれる。慶尚北道浦項(ほこう)市にある。迎日(げいにち)湾を抱えるような半島部沿岸は、東海岸(日本海側)に頻発する濃霧の発生地域でもあり、岬には霧笛を設置し沿岸航行の船舶の安全に備えている。例年、台風の通過もあって、気象観測要所として観測施設を設け、警戒信号などをつねに発している。

[森 聖雨]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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