門前地（読み）モンゼンチ

デジタル大辞泉「門前地」の意味・読み・例文・類語

寺の門前の地所。江戸時代、名目上寺院の境内であるが、ここに商家を建てさせて、その収入を寺院の費用に充てた。

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〘名〙寺院の領有する敷地内に商家を建て、その収入を寺院の費用のために供する寺院門前の地所。

※集古文書‐一五・判物・等持院尊氏公御判物・文和二年（1353）一一月六日（古事類苑・宗教四〇）「覚園寺門前地事、任_二絵図面目録之旨_一、都寮等敷地、后住之輩可_レ被_レ致_二築地修功_一之状如_レ件」

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