門茶(読み)カドチャ

デジタル大辞泉 「門茶」の意味・読み・例文・類語

かど‐ちゃ【門茶】

陰暦7月初旬から24日まで、寺や個人の家の門前で茶を入れて通行人に施すこと。死者供養に行うもの。摂待せったい 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「門茶」の意味・読み・例文・類語

かど‐ちゃ【門茶】

〘名〙 門前で茶をわかして、通行人に施すこと。また、その茶。陰暦七月初旬から二四日の朝まで、死者の功徳(くどく)のために、仏家で行なう。《季・秋》
浮世草子好色五人女(1686)一「やりてに門茶を焼(たか)せて哥念仏を申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android