門貝村(読み)かどがいむら

日本歴史地名大系 「門貝村」の解説

門貝村
かどがいむら

[現在地名]嬬恋村門貝

吾妻川支流万座まんざ川の左岸本白根もとしらね山南麓にある山峡の村。東は中居なかい村、南は西窪さいくぼ村・大前おおまえ村。貞治元年(一三六二)一〇月一八日のしゝ大夫旦那職譲状(下屋文書)に「かとかいのまこ太郎」、応永二年(一三九五)二月一五日の下屋刑部大夫旦那譲状(同文書)に「かとかゑのやとう四郎入道のふるい」などとみえる。

万治二年(一六五九)の沼田藩領分書上写によると高四三石余。寛文郷帳では田方六斗余・畑方四三石余。寛文三年(一六六三)の沼田藩領新検地控によると一九七石余で鎌原縫殿・西久保治部左衛門の給分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android