閉炉(読み)ヘイロ

デジタル大辞泉 「閉炉」の意味・読み・例文・類語

へい‐ろ【閉炉】

禅寺で、陰暦2月1日に室内の炉を閉じること。また、その行事。⇔開炉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閉炉」の意味・読み・例文・類語

へい‐ろ【閉炉】

〘名〙 暖をとるための炉をしまうこと。特に、禅寺で防寒設備をとり払う行事。陰暦二月一日に行なうのを古くからの風習とした。また、茶家では三月晦日に行ない、四月一日から風炉を用いる。ろふさぎ。
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「開炉。閉炉。臘八。二月半」

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