開き直る(読み)ヒラキナオル

デジタル大辞泉 「開き直る」の意味・読み・例文・類語

ひらき‐なお・る〔‐なほる〕【開き直る】

[動ラ五(四)]急に態度を変えて厳しくなる。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。「―・って言いたいことを言う」「ー・って謝りもしない」
[類語]居直るけつをまくる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開き直る」の意味・読み・例文・類語

ひらき‐なお・る‥なほる【開直】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 態度を改めてまじめに応対する。きっとしていずまいを変える。また、観念してふてぶてしい態度をとる。居直る。
    1. [初出の実例]「なきごとをひらき直って常世いひ」(出典:雑俳・柳多留‐二一(1786))
  3. 散会して他の場所に再び集まる。河岸(かし)を変える。
    1. [初出の実例]「十二軒茶屋にひらき直って居所へ」(出典:咄本・一のもり(1775)浅草)

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