間脳症候群(読み)かんのうしょうこうぐん(英語表記)diencephalic syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「間脳症候群」の意味・わかりやすい解説

間脳症候群
かんのうしょうこうぐん
diencephalic syndrome

ラッセル症候群ともいう。正常な発育をしていた乳幼児が生後3ヵ月から2年に,食欲は正常で下痢嘔吐もなく,しかも活発で上機嫌なのに,極端にやせてくる症状群間脳視床視床下部から成るが,この間脳症候群は 1951年にラッセル最初に報告して以来,現在までの報告例はほとんどが視床下部の前部をおかす脳腫瘍であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android