関口新村(読み)せきぐちしんむら

日本歴史地名大系 「関口新村」の解説

関口新村
せきぐちしんむら

[現在地名]笹神村上関口かみせきぐち

山倉やまぐら村の南に位置し、西は沖山新おきやましん村に接する。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)に村名がみえ、笹岡組に属する。寛保二年(一七四二)の下一分村明細帳(石塚千秋氏蔵)によると、福島ふくしま(現豊栄市)べり草苅場入会一〇ヵ村に加わっている。文政元年(一八一八)の廻米新潟湊川下運賃承知証文(宮川四郎兵衛氏蔵)に関口新村新田とあり、山倉河岸を利用している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android