関口黄山(読み)せきぐち・こうざん

朝日日本歴史人物事典 「関口黄山」の解説

関口黄山

没年:延享2.4.18(1745.5.19)
生年享保3.3.6(1718.4.6)
江戸中期の書家。名は忠貞,字は世篤,黄山はその号。父関口金鶏は篠田氏を称し,篠田大橋流の書家として著名。儒者太宰春台に師事して漢籍に明るく,また書法を関鳳岡に学び,特に六書に精通し,父の指導により書道一家を成した。『篆彙』『篆書唐詩選』などの著書を残し,28歳で没した。

(古谷稔)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関口黄山」の解説

関口黄山 せきぐち-こうざん

1718-1745 江戸時代中期の書家。
享保(きょうほう)3年3月6日生まれ。関口金鶏(篠田行休)の子。関思恭(しきょう)にまなぶ。漢字書体に精通し,上代音韻も研究。延享2年4月18日死去。28歳。江戸出身。名は忠貞。字(あざな)は世篤。通称は貞助,嘉平。著作に「篆彙(てんい)」「皇和音韻」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「関口黄山」の解説

関口黄山 (せきぐちこうざん)

生年月日:1718年3月6日
江戸時代中期の書家
1745年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android