関札(読み)セキフダ

デジタル大辞泉 「関札」の意味・読み・例文・類語

せき‐ふだ【関札】

関所手形
宿札やどふだ1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「関札」の意味・読み・例文・類語

せき‐ふだ【関札】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 関所通行のための札。関所手形。
    1. [初出の実例]「三月五日たてりとおもへば関札のかすみや春をしらすらん〈三昌〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)上)
  3. 江戸時代、公家大名役人などが宿駅に泊まったとき、その称号宿泊の旨を記し、宿駅の出入口宿舎の前に立てた立札
    1. 関札<b>②</b>
      関札
    2. [初出の実例]「大名高家は道中に関札を立つ也」(出典:俳諧・類船集(1676)也)

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