関根正雄(読み)せきね まさお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関根正雄」の解説

関根正雄 せきね-まさお

1912-2000 昭和-平成時代の聖書学者。
大正元年8月14日生まれ。関根正直の3男。関根秀雄の弟。内村鑑三の聖書研究会に入会。のち塚本虎二に師事。昭和14-20年ドイツに留学。33年日本聖書学研究所主事,39年東京教育大教授。この間の24年塚本から独立し,伝道をはじめ,「預言福音」を発行。平成7年個人訳の「新訳旧約聖書」を刊行した。学士院会員。平成12年9月9日死去。88歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「イスラエル宗教文化史」「旧約聖書文学史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android