関金[町](読み)せきがね

百科事典マイペディア 「関金[町]」の意味・わかりやすい解説

関金[町]【せきがね】

鳥取県中部,東伯(とうはく)郡の旧町。小鴨(おがも)川上流域を占める。中心の関金には養老年間の発見という関金温泉があり,湯関(ゆのせき)ともよばれ湯治場としてにぎわった。また,蒜山(ひるぜん)盆地へ通じる作州街道の宿場町であった。林業,和牛飼育,ワサビ栽培が行われる。関金温泉は放射能泉で,40〜60℃。養老年間の発見といわれ,白金ノ湯として古来有名。また大山隠岐(だいせんおき)国立公園の蒜山の観光基地。2005年3月倉吉市へ編入。97.65km2。4323人(2003)。

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