阪急百貨店(読み)はんきゅうひゃっかてん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阪急百貨店」の意味・わかりやすい解説

阪急百貨店
はんきゅうひゃっかてん

百貨店。日本で最初ターミナルデパート。1925年阪神急行電鉄(→阪急電鉄)が梅田駅ビルに阪急マーケットを開設。1929年阪急百貨店を創業し,1936年三宮阪急を開設,1947年京阪神急行電鉄から分離して阪急百貨店を設立した。1953年東京の大井,1956年東京の数寄屋橋,1970年大阪千里,1976年京都の四条河原町,1984年東京の有楽町,1989年大阪の川西に店舗を置いた。2007年に阪神百貨店経営統合,持株会社体制に移行して社名をエイチ・ツー・オー リテイリングに変更。新設された阪急百貨店が事業を継承し,2008年に阪急阪神百貨店となった。

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百科事典マイペディア 「阪急百貨店」の意味・わかりやすい解説

阪急百貨店[株]【はんきゅうひゃっかてん】

小林一三が創業した阪急東宝グループの一角を占める百貨店。1929年阪神急行電鉄(現阪急電鉄直営で日本最初のターミナル百貨店を大阪に開業,1947年独立。大阪の梅田本店(関西随一の収益力),神戸店のほか1953年大井町店,1956年数寄屋橋店と東京に進出。現在は11店舗を展開している。2007年10月阪神百貨店との経営統合により持ち株会社エイチ・ツー・オー リテイリングとなる。

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