阿久津川 高一郎(読み)アクツガワ コウイチロウ

20世紀日本人名事典 「阿久津川 高一郎」の解説

阿久津川 高一郎
アクツガワ コウイチロウ

大正・昭和期の力士(幕内)



生年
明治30(1897)年9月13日

没年
昭和47(1972)年10月20日

出身地
栃木県宇都宮市今泉町

本名
永井 高一郎(ナガイ コウイチロウ)

別名
年寄名=佐渡ケ嶽(サドガタケ)

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章

経歴
大正3年6月初土俵。8年1月新十両、9年1月新入幕。小兵ながら突っ張りと押しを武器にした速い取り口で人気があった。最高位は前頭筆頭。幕内成績は100勝119敗2分預24休。昭和4年3月引退、年寄佐渡ケ嶽を襲名して横綱男女ノ川を育てた。29年には相撲協会から離れ大日本国技研修会を創設相撲の指導者養成に努めると共に相撲基本体操を考案するなど相撲の普及発展に尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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